DE&I
田中貴金属グループのDE&I Diversity, Equity & Inclusion
DE&I宣言
最大限の力を発揮できる会社へ
田中貴金属グループは、従業員一人ひとりの個性こそが価値を生み出す源泉と考え、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)の推進を重要な経営戦略の一つと位置付け、全社で取り組んでいくことを宣言いたします。
より良い未来づくりに向けたイノベーションの創出と従業員の幸せの実現のために、以下の指針に基づき活動していきます。
取組み方針
Diversity(多様性)
従業員一人ひとりが、互いの個性や違いを認め、尊重し合える組織を実現します。
Equity(公平性)
従業員一人ひとりが、能力を伸ばし最大限に発揮するための機会を提供します。
Inclusion(包括性)
従業員一人ひとりが、互いに刺激し合い、共に成長できる環境を整備します。
田中貴金属グループ
グループCEO
従業員の声から課題を探る「DE&I キャラバン隊」
DE&Iのさらなる推進のために、2023年4月 専任部署である「DE&I推進室」を設置。
その活動の第一歩は、従業員の声に耳を傾け、実情を把握することでした。
「DE&Iキャラバン隊」と名付けられた活動では、国内26拠点370名におよぶインタビューのほか、研修の開催、DE&Iに関連するテーマについてのアンケートなど、多角的なアプローチによるヒアリングを実施。
その結果、多様性やハラスメントの問題、育児・介護への不安、必要な情報が従業員に行き渡っていないなど、隠れた課題が次々と見えてきました。
田中貴金属グループでは、キャラバン隊に寄せられた多くの「声」をもとに施策のテーマを定め、組織風土の改革に取り組んでいきます。
DE&Iの取組みについて
心理的安全性のある組織づくり
「心理的安全性」とは、一人ひとりが他者を尊重し、誰に対しても安心して発言できる状態のことです。
田中貴金属グループでは、心理的安全性のある組織づくりこそが、多様な人材の活躍を促進し、様々なハラスメントの防止にもつながると考えています。
その取り組みのひとつとして、立場が違う人への共感力や想像力を養うためのアンコンシャス・バイアス研修を全従業員を対象に実施。
あらゆる人にとって働きやすい職場環境づくりを進めています。
子育て・介護と仕事の両立支援
育児や家族の介護を行う従業員が、仕事との両立を図れるよう、支援制度の整備・充実を進めるだけでなく、制度の活用につながる取り組みに注力しています。
社内イントラネットやデジタルサイネージ、ポスター、冊子などを通じて、支援制度に関する情報発信や啓蒙を行ったり、管理職間で制度の効果的な運用についてのディスカッションを重ねるなど、制度を利用しやすい社内風土の醸成に務めています。
多様な人材が活躍できる職場づくり
田中貴金属グループでは、あらゆる人がグループの一員として、違いや強みを活かし合える職場づくりに取り組んでいます。たとえば、障がい者の雇用促進。
「みんなのトイレ」の設置をはじめ、障がいを持つ従業員が安心して活躍できる職場環境の整備を、ハードとソフトの両面から進めています。また、性の多様性を尊重し、性的指向・性自認に基づくハラスメントや差別のない、誰もが安心して働ける職場づくりに努めています。
性別に関わらず使用可能な「みんなの更衣室」の設置など、LGBTQに対する正しい理解と意識変革の促進に向けて取り組んでいます。
女性管理職の育成
女性が自身の能力を思う存分に発揮し、成長し続けることができる環境の実現に向けて、女性の活躍を積極的に推進しています。多様な人材の採用やキャリア形成の支援を通じて、管理職登用への道を拓いていきます。
各種認定資格
2019年よりグループ各社でくるみん認定を取得しています。2022年には、TANAKAホールディングス株式会社で2回目の、田中貴金属工業株式会社では1回目の認定となりました。
2017年より仕事と介護を両立できる職場環境の整備促進に取り組み企業として認定されています。
2018年より認定を受け、2022年はPRIDE指標シルバー認定を取得しています。