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サステナビリティ

カーボンニュートラル

美しい地球を未来へ継承することは、国際社会共通の課題であり、大きな挑戦でもあります。
田中貴金属グループは、事業活動による環境への負荷を最小化するために、あらゆる可能性を追求しています。

カーボンニュートラル宣言

田中貴金属グループは、地球温暖化という地球規模の社会課題に対し、2050年までにカーボンニュートラルの達成を掲げ、脱炭素社会に資する技術を自らそして社会に積極的に実装していくことで、地球温暖化問題の解決に挑戦します。

事業活動に伴う温室効果ガスを削減するために、自社工場・事業所では、エネルギー効率の向上と製造プロセスの改善、使用するエネルギーのグリーン化など、排出量削減の活動を継続的に実施していきます。

同時に、温室効果ガス削減に貢献する触媒やEV化等に伴う高機能材料など脱炭素社会に向けて取り組むお客様のご期待に応える製品を提供いたします。さらには貴金属リサイクルビジネスの強化によって循環型社会へ貢献することで、豊かでサステナブルな地球の未来を私たちの手で創り出します。
また、「TANAKAの森」を創るなど、植林や森林の再生を保全する活動も視野に入れて進めていきます。
田中貴金属グループはこれらの活動を通してカーボンニュートラルを目指します。

2022年度より社長直轄の全社横断的なプロジェクトチーム(プロジェクト名:ポラリス大作戦)を結成し、具体的な対応策を検討し実行していきます。これからも田中貴金属グループは、貴金属独自の特性を活かした製品・ソリューションを通じ、お客様はもとより社会全体に価値を提供していきます。

2022年4月25日
TANAKAホールディングス株式会社
代表取締役社長執行役員
田中 浩一朗

地球温暖化防止の取り組み

田中貴金属グループでは、省エネ法に準拠するため国内拠点においてエネルギー原単位を毎年1%改善する目標を定めています。

エネルギー使用量、原単位の推移(日本国内)

2013年度~2022年度のエネルギー使用量、原単位の推移(日本国内)のグラフ。

CO₂排出量の推移(グローバル)

2013年度~2022年度のCO₂排出量の推移(グローバル)のグラフ。

事業所別のCO₂排出量(2022年度)

工場名 CO₂
排出量(t)
田中貴金属工業(株)湘南工場 7,878
田中貴金属工業(株)富岡工場 6,288
田中貴金属工業(株)袖ケ浦工場 4,694
田中貴金属工業(株)市川工場 4,023
田中貴金属工業(株)平塚工場 3,876
田中貴金属工業(株)筑波事業所 3,672
田中貴金属工業(株)伊勢原工場 2,994
田中貴金属工業(株)岩手工場 2,453
田中電子(杭州)有限公司(TEC) 2,238
田中エレクトロニクス・シンガポール(TES) 1,699
田中エレクトロニクス・マレーシア(TEM) 1,589
田中電子工業(株)佐賀本社工場 1,221
台湾田中貴金属工業股份有限公司 新竹工場 1,101
台湾田中貴金属工業股份有限公司 湖口工場 877
台湾田中電子股份有限公司(TET) 661
EEJA(株) 561
その他 959

太陽光発電の導入

<三友セミコンエンジニアリングに設置した太陽光パネル>

三友セミコンエンジニアリング(株)では2022年度に太陽光発電を導入しました。2022年度は年度途中からの稼働でしたが、工場全体の年間エネルギー使用量に対して8%のエネルギー削減効果となりました。

太陽光発電導入工場リスト

工場名 エネルギー削減効果
田中貴金属工業(株)湘南工場 1%
田中貴金属工業(株)富岡工場 3%
田中貴金属工業(株)平塚工場 2%
田中貴金属工業(株)筑波事業所 4%
田中貴金属工業(株)伊勢原工場 4%
田中電子工業(株)佐賀本社工場 3%
三友セミコンエンジニアリング(株) 8%

TOPICS

グループ会社のMetalor Technologies International SAでは、スイス、フランス、米国、メキシコ、中国、香港の各拠点で太陽光発電を導入しており、メタローグループ全体のCO₂排出量を13%削減しています。

<(左)フランス クルヴィル、(右)メキシコ サン・ルイス・ポトシ>