責任と裁量の大きさを
心から楽しみながら
世界を切り拓く。

K.K.|EEJA株式会社/営業

バイト先で手渡された一枚の名刺。
社名を調べると出てきたのは圧倒的な実績。

学生時代は生物学科を専攻しており、遺伝学、免疫学や生態学を中心に学んでいました。そうした環境のため、周りの友人たちの多くが大学院や研究開発職へと進路を決める中、私が営業職を志したのは人と話すことが好きだったから。昔から、誰かと言葉を交わし、コミュニケーションをとることに人並み以上に楽しさと喜びを感じていたのです。様々な人と話す機会を求めた結果、居酒屋でアルバイトもしていました。それも、カウンター席しかなくお客さんとの距離がとても近い居酒屋。実は、初めて田中貴金属グループを知ったのも、このバイト先の居酒屋でした。

たまたまお客様として田中貴金属の社員の方が来店されて、いろいろとお話しする中で私に興味を持っていただけたのです。両親が中国人ということもあり、中国語が話せるということを知ると「よかったらウチも受けてみたらどうかな」と名刺をいただきました。帰宅してすぐに調べてみると出てくるのは、貴金属という領域における100年以上の歴史、数々の世界トップシェアの製品、世界で5社しかいない公認審査会社など、圧倒されるような情報ばかり。ここなら安心して、大きなやりがいを感じながら働けるはずだと感じて入社を決めました。

2年もの工場実習や手厚いサポート
未経験でも不安なく仕事に打ち込める環境

私が任されているのは、めっき製品とめっき装置の海外技術営業。基本的に、お客様との初期接点は現地の営業が担うのですが、めっき製品のニーズがある場合に連絡を受けて海外現地へ飛んでいき、技術営業として同行するという形です。技術営業としてお客様先に出る以上、技術に関しても深い知見が求められます。特に私の場合は、学生時代に貴金属について学んでいたわけではないため、入社前は少し不安も覚えていたのですが、これは杞憂でした。

上司や先輩の営業同行や提案内容の相談など、様々なサポートをしてもらいましたが、特にありがたかったのは工場実習です。入社して配属部署が決まった後、2年間の工場実習を通じて、めっきに関する基礎的な知識や製品、応用分野に至るまで細かく丁寧に学ぶことができました。そのおかげで、営業に配属された後に知識不足という観点で苦労したことはありません。当然、非常に専門的な内容となると即答が難しいこともありますが、風通しのいい社風も相まって、技術開発の部署にも気兼ねなく相談や連携ができるため、不安なく働けています。

世界を任されたという責任感を糧に
田中貴金属のさらなる飛躍に貢献したい

日々、心から仕事を楽しむ毎日が送れているのですが、その最大の理由はこの仕事がやりがい満ちているということにあります。貴金属、特に私の扱うめっきは半導体部品や電子部品、車載など、あらゆる場所に使用される製品。そのため、日常生活で目にする機会も多く、その度に「これは自分の関わった製品なんだな」といつも嬉しさを覚えています。加えて、貴金属は非常に高価な素材であるため、一度の取引で数億規模のやり取りをすることも珍しくありません。これだけの額を扱う責任感も相当なものですが、それを上回るダイナミズムを感じられるため、非常に刺激的で楽しい仕事でもあります。

そして、国境を超えてグローバルな舞台で働くことができるのも大きな魅力の一つです。私の上司が中国を担当しているのですが、それ以外の国や地域は全て私の担当。私のような若手でこれだけ任せていただける環境は、他社ではあまり見られないのではないでしょうか。この責任や裁量の大きさを心から楽しみながら、田中貴金属と世界を結ぶ架け橋となり、めっき製品で世界ナンバーワンのシェアを達成するため、今以上に知識、技術、経験を磨いていければと思っています。