文系出身からシステム開発へ
貴金属の価値を未来につなぐ挑戦
H.M.|株式会社田中貴金属グループ/システム
"応援してくれる雰囲気"が背中を押した、
文系未経験からのシステムエンジニアへの道
文系学部で社会学を学んでいた学生時代、理系学部の友人が専門技術を身につけて何かを創り出す姿に憧れを抱いていました。自分も何か技術を身につけたいという思いから服飾の専門学校にも通うなど、人の役に立つ技術を探す中で出会ったのがシステムエンジニアでした。この職種に惹かれたのは、働く環境を整え、現場を支えられるだけでなく、文系出身やIT未経験でも技術者として成長できる可能性があったから。また、幼い頃から、金をはじめとする貴金属の特別さに惹かれていました。八千年以上にわたり変わらぬ価値を保ちながら、多くの人々の生活を支えてきた金。それだけ揺るぎない価値を持つ商材を通じて社会に貢献している田中貴金属に魅力を感じました。その中でシステム部として働くことは、田中貴金属の事業基盤を支え、会社の価値を最大限に活かす点で私の理想に直結していると思えたのです。
就職活動中、文系でシステム職を志望することに対して、不安の目を向けられることも多々ありました。しかし、田中貴金属は「文系なの?そんなの関係ないよ。やってみよう!」と応援してくれました。それだけではなく、将来の成長や昇進への期待まで寄せてくれたのです。多様なバックグラウンドを持つ人材を受け入れ、個々の可能性を尊重する姿勢に感動し、田中貴金属への入社を決めました。
若手でも安心して挑戦できる風土が
成長を後押ししてくれる。
現在、私はアプリ開発や生成AIの導入を担当しています。特に入社2年目で任されたDX推進組織での生成AI導入プロジェクトは、大きな挑戦となりました。まずは現場のヒアリングから始め、社員間の認識のずれを丁寧に解消。効果を見極めながら自社に適したAIを導入しました。先行テストの結果、AIが業務改善に高い効果を発揮することが証明され、現在は全社展開を進めています。工場の方々から「便利になった」と評価された時は、達成感で胸がいっぱいになりました。
文系出身だった私にとって、生成AIやプログラミングに触れたのはこれが初めてでした。知識もスキルもゼロからのスタートだったので不安もありましたが、社内には基礎から学べる環境が整っていましたし、上司も「失敗しても大丈夫」と温かく応援してくれたおかげで、安心して挑戦できました。そうしたサポートに加え、新本社のオフィスカジュアルやフリーアドレス、テレワークといった明るく開放的な雰囲気も、仕事へのモチベーションを高めてくれています。服飾学校に通うほどファッションが好きな私にとって、自分の好きな服で仕事ができるオフィスカジュアルは特に嬉しい制度。気分も上がりますし、個性を尊重する社風に働きやすさを感じています。
充実した環境や制度を活用しながら
自らがDX変革を先導していきたい。
社風だけでなく、充実した教育制度も仕事のモチベーションに繫がっています。部署の教育委員会は、研修や講習会を通じてスキルや知識の習得を支援するだけでなく、5年後、10年後のキャリアプランまで一緒に考えてくれます。また、ジョブトレーナー制度やエルダー制度といった多面的な教育体制があり、先輩方が仕事も新生活も優しくサポートしてくれるのもありがたいですね。こうした制度が整い、キャリアを諦めずに家庭を大切にしながら働ける環境は、田中貴金属の大きな魅力の一つであり、毎日働くことの楽しさを本当に実感しています。
こうした支援制度を活用しながら成長を続けて、将来は多くの人に信頼され、長く安心して使えるシステムを提供できる技術者になることが目標です。システム開発の現場は日々進歩し、機能追加や仕様変更が求められるため、幅広い知識と柔軟な対応力が欠かせません。まず基礎をしっかり固め、専門性を高めるために、若手交流会や講習会に参加しながら日々学び続けています。ゆくゆくは、会社に必要なDX変革をもたらす第一人者となりたいですね。学生のみなさんも、ぜひやる気を持って飛び込んできてください。ここにはみなさんの挑戦を支えるすべてが揃っています。