仕事を知る/管理

新竹工場の在庫管理システムを
日本水準に。

PROJECT STORY

近年、海外を中心に続々と自社工場を新設。その一方で、事業所での幅広い管理業務を担う人材が不足しているという大きな課題を抱えていました。そこで将来の事業所での管理業務スタッフを育成するプロジェクトが4年前にスタート。その第1期生として活躍しているのが入社5年目の遠藤 嘉紀。昨年4月には初めて海外の工場での研修が始まりました。グローバルな環境で活躍するための姿勢や思いについて聞きました。

初めての海外研修。
ミッションを与えられ新竹に赴任。

当社はアジアをはじめとしてグローバルにビジネスを展開しています。国内外の事業所が増える一方で本社および国内外の事業所での管理業務を担える人材が足りないという課題もありました。人材には、総務・経理・人事・商品管理などの幅広い包括的な管理業務の知識が求められます。そこで、4年前に管理スタッフを育成するための『管理部門人材育成グループ』が創設されました。私は、その第1期生として配属になり、これまで財務・経理、人事、そして製造業務を経験し基礎知識を習得。現在は、昨年4月から赴任している台湾の生産工場で働いています。これまで国内での研修ばかりでしたので、海外での研修は初めてのこと。担当業務は、工場内の適切な在庫管理とそれを目的としたシステム構築です。慣れない言語や文化の違いのある中でのコミュニケーションはストレスとプレッシャーを感じますが、明確なミッションを与えられているので、高いモチベーションをもってのぞんでいます。

成功への情熱が、
異文化や言葉の壁を打破。

新竹工場の既存システムは導入して15年以上経っており、今の生産プロセスにマッチしていないという問題がありました。それにより正確な在庫数の把握ができず生産計画も立てられない状況が続いていました。そのため新システムの構築に取り組んだのです。私自身、在庫管理やシステム開発は初めてだったので、最初は戸惑いもありましたが、このプロジェクトを成功させたいという強い思いがあったので、ナショナルスタッフらには積極的に関わりました。少しのニュアンスの違いから誤解が生じることもあり、日本側から指示を受けたときには再度メンバーたちとミーティングを実施。日本語・中国語の双方による議事録などでの内容の確認も徹底しました。この他には、工場にある在庫数を月ごとに把握する「棚卸し」作業の見直しも行いました。工場では現場の作業ルールが一部守られておらず、正確な在庫数が把握できなかったので、新システム稼働を機に、現場作業の問題も同時に解決。システム運用は、今年の4月カットオーバーを目指しており、まさしくこれからが正念場です。

海外で活躍するには、
得意分野の習得が不可欠。

今回海外での業務を経験して、海外の現地法人や子会社は、日本に比べて未完成な部分が多く、改善提案の余地が残っている点がやりがいだと思います。そのためには、まずなにか1つ得意分野を持つこと。そこから派生させていけば、やりたいことにチャレンジできることを実感しました。個人的には、管理部門の「人・モノ・お金」のうち、「モノ」「お金」の管理業務を中核に据え、仕事を深く・広く習得していきたい。いろんな部署を経験してきて、この2つが会社の経営に直結しており、そこに仕事の面白さを感じ始めています。次のステップに進むためにも、まずはここでしっかり結果を残すこと。それが今の目標です。

PROFILE

TANAKAホールディングス株式会社
人事総務部 人財開発セクション
管理人材育成グループ
(台湾田中貴金属工業に実習中)

遠藤 嘉紀