東京エクストリームウォーク100

2019/06/10 UP

100kmの道も、
コツコツの1歩から
東京エクストリームウォーク100に協賛

2019年6月1日~2日、「東京エクストリームウォーク100(主催:朝日新聞社)」が行われました。100kmの道のりを26時間以内にコツコツと歩き通す、体力と気力の限界に挑むイベントです。TANAKAホールディングスは、「コツコツプロジェクト」の第一弾としてこのイベントに協賛し、ブース出展とボランティア活動に参加しました。


まさに「エクストリーム」な
ウォーキング

神奈川県小田原を出発し、東京の築地まで夜中もずっと歩いて行くイベントが「東京エクストリームウォーク100」。100kmを自分の足で、26時間以内で歩かねばなりません。まさに「エクストリーム=Xtreme=極限」を目指すイベントです。主催の朝日新聞社の公式ホームページでは「一人で挑んでも、仲間とともに挑んでも、きっと、これまでにない気付きや絆が生まれるはず」と言っています。ほとんどの参加者にとって100kmウォークは体験したことのない世界。いったいどんな結末が待っていたのでしょう。


「東京エクストリームウォーク100」公式ホームページより

コツコツを応援するために、
できること

このイベントにTANAKAホールディングスが協賛することを決めたいきさつを、広報広告部の小柴恭平が話しました。
「私たちの会社ができてから130年以上、貴金属を混じり気なしに仕上げたり加工したりする技術をコツコツ磨き続けてきました。今度は目を会社の外に向け、コツコツ頑張るすべての人たちを応援する『コツコツプロジェクト』が、2019年3月から始まりました。長い距離をコツコツ歩き続ける『東京エクストリームウォーク100』とは同じ思いがあるのではと、協賛することを決めました」
TANAKAホールディングスは特別協賛社として加わるほか、エイドステーションでのボランティアでもサポートすることになりました。


コツコツプロジェクトを推進する小柴恭平


スタート地点に出展したTANAKAホールディングスのブース

自分への挑戦、
自分を見つけに行く旅人たち

集合場所の小田原城址公園には、倍率数倍の抽選を通った参加者が続々と集まってきます。年齢層は40代がいちばん多く、ランニング好きの年代と重なります(アールビーズスポーツ財団調べ)。参加したきっかけをツイッターなどのSNSで見てみると、「知らない世界への挑戦」「自分を試したい」「厳しくつらいことを体験してみたい」という声が。100kmを歩いたら自分はどうなるかへの興味が大きいのでしょう。
午前10時、初夏の日差しの中いよいよスタート。数十人ごとのグループに分かれ、お城の銅門(あかがねもん)から歩き始めます。走るのは禁止ですが、スタート直後はかなりのハイペース。ここから100km、どんな旅が繰り広げられるでしょうか。


スタート前の参加者を小田原城が見守ります(提供:朝日新聞社)


小田原城の「銅門(あかがねもん)」から100kmへの第一歩が(提供:朝日新聞社)

まずは15km、お疲れさま!
第1エイドステーション

スタートから15kmの大磯城山公園には、第1エイドステーションが。TANAKAホールディングスのボランティアスタッフは、参加している人たちに飲み物や軽食を手渡すお手伝いです。テーブルにコーラやスポーツドリンク、水、おにぎりなどを並べ準備完了。天気は晴れ、気温は25℃くらい。11時55分過ぎ、ついにトップの姿が見えました。競歩のフォームでぐんぐん近付き、飲み物を補給しもう一度スタート。速い! その後、他のみんなが次々とやってきます。スタッフもドリンクを注いだり軽食を手渡したりに大忙し。気温が高く、疲れが溜まってきたので砂糖が入ったコーラの人気が特に高く、「これで元気が出る」と喜ばれます。おにぎりを頬ばる人もたくさんいました。さあ、あと85km。スタッフの拍手や声援が、みんなの背中を後押しします。


参加者持参のカップへのドリンクを注ぎ、大忙しです


やはりエイドステーションに来ると皆さんホッとした表情(提供:朝日新聞社)


湘南の潮風の中、江の島を眺めながらウォーク(提供:朝日新聞社)

ゴールテープの先で感じたものは
何でしょう

次の6月2日、東京の築地。朝日新聞東京本社の玄関に入ってきたウォーキング参加者は、最後の階段を必死の思いで登り、ゴールテープを切ります。周りからはスタッフの大きな拍手と歓声。両手を高く挙げる人、一緒に歩いてきた人たちと手を取り合う人⋯⋯涙を流す人もたくさんいました。完歩証、「GINZATANAKAの大会オリジナル銀製スプーン」などを手渡され、2日間が終わりました。
皆さんがゴールして感じたのは、「やりとげた、という大きな思い」。「くじけそうになったが歩き通せた」「自分との戦いだった」「やったという思いと満ち足りた気持ちでいっぱい」という感想がツイッターでも飛びかいました。「応援が元気づけてくれた」「ボランティアの皆さん、ありがとう」という声もあったように、TANAKAホールディングスの社員も、コツコツ歩き続ける人たちのお役に立つことができました。
コツコツプロジェクトは、まだ始まったばかりです。これからも目標に向かって一歩ずつ挑戦を続ける人たちを、いろいろな形で応援し続けます。


高層ビルをバックに、夜中もひたすら歩き続けます(提供:朝日新聞社)


夜明けの多摩川べり。会話も交わしつつ残りの道を進みます(提供:朝日新聞社)


階段を登り終え、みんなが待つ感動のゴールへ(提供:朝日新聞社)

大会には、田中貴金属グループ
社員も出場していました

「二度とやるもんか」から、
いつしか「また出たい」に……

ふだんやらないことにチャレンジしたい、という気持ちで出場しました。でも想像以上につらく、足に豆ができ関節は曲がらなくなり、ゴールした時は『やっと終わった』という気持ちでいっぱいでした。途中の景色、励ましあって歩いた他の参加者、ボランティアの声援も深く記憶に残っています。『もう二度とやるもんか』と思っていたのに、また出たくなってきたのは不思議です。

最後に、ボランティアに
参加した社員の声を紹介します

銀のスプーンで、頑張ったことを
思い出してください

ゴール賞「大会オリジナル銀製スプーン」の製作を担当しました。感動や頑張りを思い出していただければ嬉しいです。パラスポーツなどボランティアには何度も参加しています。次は家族でボランティアするつもりなので、今日の様子などを教えてあげたいです。

「ありがとう」という言葉が
大好きになりました

このあたりをランニングしていることもあり手を挙げました。エイドステーションはとても忙しかったんですが、皆さんとてもいい笑顔で楽しそうです。自分も参加したくなります。人の役に立てて「ありがとう」と言われ、この言葉が大好きになりました。

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