CSR(企業の社会的責任):信頼を築き続ける

より安全な職場環境づくり

安全で、安心して働ける職場づくりは、企業にとって最も重要な、かつ奥深い課題です。
田中貴金属グループは、お互いに協力できる関係づくりを大切にしながら、従業員の安全と健康の確保に取り組んでいます。

 中期経営計画「GOGO計画2020」に基づいて設定された、2017年度の「あるべき姿」を経過し、2020年度の「ありたい姿」を目指し、中央安全方針「安全を最優先し、安心で・明るい職場を確立する」のもと、安全管理活動を推進します。

安全活動

 2020年度のありたい姿「相互に協力し、安全・安心・明るい職場を維持している」に向けて年度方針「安全を最優先し、安心で・明るい職場を確立する」のもと、各工場・事業所では安全管理者を中心に日々安全活動を行っています。2018年度は過去の災害事例を元に各工場・事業所ごとに重点実施テーマを定め、安全対策重点実施活動を行いました。機械加工系では「挟まれ・巻き込まれ」や「重量物取扱い」、化学系では「薬傷・火傷」を重点項目とし、さらに「転倒防止」を共通項目としました。危険源の洗い出し、対策の立案・実施を活動計画に基づいて実行し、各工場・事業所の安全管理者およびCSR推進部により実施状況を確認しました。本活動は2019年度も継続して実施します。

衛生活動(健康経営)

 従業員が心身ともに健康でいきいきと働ける環境の整備とその取り組みを継続していくために「田中貴金属グループ健康宣言」を発信しました。疾病の予防対策として「健康チャレンジ」を毎年実施して生活習慣改善の気づきを得る機会としています。また、疾病の早期発見となる定期健康診断の受診促進を行い、受診率100%を達成しています。毎年5月に行っている「禁煙キャンペーン」では喫煙者の健康面ばかりでなく受動喫煙の機会を減らすことも盛り込んだ活動を行っています。

安全対策についての具体的改善事例

○AuAgカンパニー平塚工場

 安全重点施策として動画を取り入れた リスクアセスメントを実施しています。役職者と作業者が動画を撮りながら、危険箇所のリスク抽出~評価~対策(ハード/ソフト)までを行いリスクアセスメント(RA)表にまとめ、安全衛生委員会では動画を再生し報告します。各委員からの意見や提言を取り入れ「設備、機械の安全化」「作業手順の明確化」につなげています。

  • 作業を現場現物確認
    作業を現場現物確認
  • 安全衛生委員会でRA活動実施結果報告・検討
    安全衛生委員会でRA活動実施結果報告・検討
○AuAgカンパニー岩手工場

自動倉庫の台車出口で台車が動いている時に、アラームが鳴動し、警告灯が点灯する。

台車出口に柵を設置しているが、柵内に人が入った時に挟まれる危険があった。人感センサーを設置し、人が侵入したら台車が停止するようにした。

○PGMカンパニー伊勢原工場

圧延機、レベラーなどの巻き込まれ危険箇所に
エリアセンサーと非常停止ボタンを設置した。

○半導体カンパニー田中電子工業(株)佐賀工場

 伸線機の繰り出し部分で、供給材SUSリールが高速回転しており危険でした。カバーを取り付け、また、巻き込みの危険性について作業者へ周知徹底しました。スプール洗浄機のコンベアーに巻き込まれる危険があったので、回転箇所にカバーを設置しました。

○化学回収カンパニー市川工場

ビーカー洗浄機で硫酸を使用していた。薬傷の危険があるため、硫酸を使用せずに洗浄できるように改良した。

屋上キャットウォークに手すりがなく、落下の危険があったので、手すりを設置した。

TOPICS
中央労働災害防止協会会長賞を受賞!

 中央労働災害防止協会(以下、中災防)より平成30年度の中央労働災害防止協会会長賞を受賞しました。本賞は、中災防の事業活動に深い理解を有し、産業安全および労働衛生の推進向上に努め、著しい成果を収めるとともに、広く地域または業界に対して普及啓発に尽くし顕著な功績が認められる企業等が表彰されるものです。
 全社的な安全総点検の実施など、はさまれ・巻き込まれ災害防止を重点に労働災害防止活動に取り組み、顕著な成果をあげたことが評価され、このたびの受賞に至りました。

2018年10月 全国産業安全衛生大会での受賞式 健康像レプリカ