CSR(企業の社会的責任):お客様にも、環境にも、社会にも

地球環境を守る

美しい地球を未来へ継承することは、国際社会共通の課題であり、大きな挑戦でもあります。
田中貴金属グループは、事業活動による環境への負荷を最小化するために、あらゆる可能性を追求しています。


環境マネジメントシステム

 国内全生産拠点で環境マネジメントに関する「ISO14001」の認証を取得し、PDCAサイクルを回して、継続的な環境保全活動を実施しています。特に、CO2排出量削減(地球温暖化の防止)、産業廃棄物排出量削減(循環型社会の形成)、環境異常撲滅活動(汚染の予防)については、グループ全体の目標を定め積極的に取り組んでいます。
 環境保全活動を着実かつ円滑に推進するために、各事業場長で構成される中央環境委員会を最上位としたグループ組織体制を構築しています。また、SHE推進室長会議、環境管理者で構成される環境専門部会を定期的に開催し、情報共有及び積極的な意見交換を重ねています。
※SHEは、「安全、衛生、環境」の略です。

環境保全推進体制


環境異常撲滅活動

 大気汚染、水質汚濁、土壌汚染等を未然に防止するため、法規制よりもさらに厳しい社内管理値を設定しています。特に、大気及び水質等については、原則として法規制値等の2分の1を社内管理値としています。
 異常発生時には迅速に対応するとともに、原因の把握と再発防止に努めています。社内では「速報」による情報伝達を、関係行政当局へは「通報・届出基準」に基づく報告を行っています。2017年度は、環境異常が2件発生しましたが、即時、対策を実施し再発防止に努めています。

環境異常発生件数


CO2排出量削減への取り組み

 地球温暖化防止に貢献するため、生産活動におけるCO2排出量の削減に取り組んでいます。
 2017年度のCO2排出量は、建屋増設や生産の拡大により2016年度から2%の増加となりました。近年は事業活動が活発なためCO2排出量は微増傾向にありますが、過去10年間の推移では約3割削減しています。特に、2011年3月に発生した東日本大震災後に全社を挙げて省エネ活動に注力した結果、2011年度以降のエネルギー使用量を大幅に削減することができました。
 今後も様々な機器の高効率化や運用改善等の省エネ活動を強化し、さらなるCO2排出量削減を目指します。

CO2排出量

◎太陽光発電の導入
 2018年3月に田中貴金属工業(株)伊勢原工場並びに筑波事業所で太陽光発電を導入しました。工場全体のCO2排出量に対して、それぞれ4%の排出削減効果を見込んでいます。
 これまでに、上記のほか田中貴金属工業(株)湘南工場、田中電子工業(株)佐賀本社工場で太陽光発電を導入済みです。今後他の工場でも計画的に導入を進めます。

◎ベスト省エネテーマ発掘賞
 省エネルギー月間の活動として、2018年2月に全社員を対象とした「ベスト省エネテーマ発掘賞」を実施しました。「今までにない発想の省エネアイテム」、「ちょっとした工夫で省エネが図れるアイディア」等295件の応募があり61件を表彰しました。
 表彰案件については各事業場で省エネ指策として積極的に実施するとともに、全応募テーマについても環境専門部会や社内データベースを通じて情報共有しグループ全体で横展開を図ります。


産業廃棄物排出量削減への取り組み

 田中貴金属グループは、貴金属の溶解や精製、及び貴金属廃液からの貴金属の回収の際に、酸・アルカリ性廃液が多く発生します。分別を徹底し、3R(リデュース、リユース、リサイクル)を推進しています。2017年度は、廃棄物量を前年度より約300トン(7.8%)削減することができました。

産業廃棄物排出量