CSR(企業の社会的責任):自由闊達で誠実な企業風土

より安全な職場環境づくり

安全で、安心して働ける職場づくりは、企業にとって基本的な、かつ奥深い課題です。
田中貴金属グループは、お互いに協力できる関係づくりを大切にしながら、社員の安全と健康の確保に取り組んでいます。


安全活動

 2016年度は、従来の活動に加えて、工場長立哨報告、過去災害対策実施状況確認、中災防(中央労働災害防止協会)の安全管理士による安全診断(前年度から継続)などを行いました。しかし、残念ながら労働災害発生件数は前年度より1件多い24件となり、重大災害も1件発生しました。重大災害の発生を受け、各生産現場では、機械設備の(主可動部分だけでなく)補助的可動部分の操作や、非定常作業による不安全状態・行動にも注目し、災害を防ぐための総点検と対策を実施しています。
 交通事故は、2016年度は前年度より4件少ない55件です。従来と同様に、ほとんどが通勤時及びプライベートでの事故で、被害事故が半数以上を占めています。
 労働災害と交通事故の防止には、いずれも一人ひとりの安全感度、安全意識の向上が重要であるとの考えに立ち、安全教育の充実などの安全管理活動を推進していきます。

 中期経営計画「GOGO計画2020」に基づいて設定された、2017年度の「あるべき姿」、2020年度の「ありたい姿」を目指し、中央安全方針「安全を最優先し、安心で・明るい職場を確立する」のもと、安全管理活動を推進します。


衛生活動

 労働安全衛生法の改正(2015年12月)によりストレスチェックの実施が事業者に義務付けられました。法律に基づいた制度を導入し、全社員が回答できる環境を構築し、2016年7月に初めてストレスチェックを実施しました。今後、ストレスチェックを社員が働きやすい職場環境づくりに役立てていきます。
 また、社員の健康増進を目的とする「健康チャレンジ」や禁煙キャンペーンも継続実施していきます。このほかにも、急病人が発生した場合に社員が救命活動を行えるよう、継続的に救命講習会を開催しています。このことが評価され、2016年度には東京消防庁より感謝状をいただきました。

健康チャレンジ

 健康への関心とは裏腹に、健康増進への取り組みは、つい後回しになりやすいものです。2015年度から導入した「健康チャレンジ」は、食事・睡眠の改善や体力づくりなど、個人で無理なくできる項目を選択して2ヵ月間取り組み、その経過や結果を記録し、健康増進を自ら促す活動です。

健康チャレンジ

TANAKA NOW

田中貴金属工業株式会社
筑波事業所 安全管理者 松島 光隆

 筑波事業所は、2006年12月のターゲット生産開始から10年余りが経過しました。その間、7件の人的災害が発生しています。交通事故を含めた災害”ゼロ”に向けて、グループ内各事業場の巡視などを通じて学んだ安全対策を当事業場での活動に活かし、RA・KYT実施確認、ヒヤリハット対応強化、そして安全啓発活動推進の強化を図ります。

※RAはリスクアセスメント、KYTは危険予知訓練の略